業界調べ(建設機械業界)
こんにちは
エージェント@デイリーライフです。
本日は建設機械業界に関してお話しできたらと思います。
業界規模
約2兆8000億円あります。
海外に関してはインフラの普及や住宅の需要が高いことから北米や欧州で好調な売り上げを上げています。また、、消耗品が高利益で取引されており、油圧ホースやエンジンなどの機械も好調の要因になっています。
引用元:日本建設機械工業会 http://www.cema.or.jp/general/history/index_02.html
製品別だと、油圧ショベルが全体の43%、ミニショベルが13%、建設用クレーンが13%になっており、地域別の輸出シェアでは、北米が約4割、欧州が約2割、アジアが約1割です。
代表企業
コマツ→約2兆7000億円。日本1位。世界2位。
コベルコ建機→約4000億円。神戸製鋼グループ
コマツ以外はグループ会社が株を持っていることが特徴的です。
海外勢になると、
キャタピラー→約6兆円。世界1位。
他にトラックや車で有名なボルボや農機も作っているディア&カンパニーも有名です。
豊田自動織機→約1兆5000万円。国内・世界1位、トヨタグループ。
三菱ロジスネクスト→約4500億円。国内2位、2017年にユニキャリアを吸収合併。
住友ナコ→約240億円。住友重機械工業とハイスターグループの合弁会社。
引用元:週刊東洋経済
レンタル市場も大きく占めており(約1兆円)、企業でいうと、、
アクティオ→約2800億円。業界トップでITにも力を入れている。
カナモト→約1700億円。
レンタルのニッケン→約1100億円。三菱商事が100%出資している。
消耗部品に関して述べると、
油圧ホースは、ブリジストン・横浜ゴム・住友理工・十川ゴムなどが有名です。
ITとの関わり
5Gやクラウドサービスの普及から各企業が力を入れております。
例えば、KDDIは大林組やNECと共同して無人での遠隔操作による作業化を行ったり、またIOTやインダストリー4.0に伴い、コマツが実践している全世界に展開している自社の建機をネットワークでつないで随時監視して、遠隔制御するシステムにも投資しています。
新興国での需要もまだまだある業界になるので、今後も動向に注目したいです。
本日は以上になります。