業界調べ(ドラックストア業界)
こんにちは
お久しぶりです。
エージェント@デイリーライフです。
今回はドラックストア業界に関してお話しできたらと思います。
業界規模
薬キャリ https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/130
業界としては7兆2744億円あり、大手10社が上位を占めている。
総店舗数は前年比と比べて伸び続けており、M&Aを中心に大手が中小を買収繰り広げております。
また、元来の土地だけでなくそれぞれの企業が全国に進出しております。
【例】ツルハホールディングス→北海道
スギホールディングス→愛知
コスモス薬品→九州
クスリのアオキ→北陸
業界ランキング
先ほど述べた通り、国内では大手の寡占状態になっており、飽和状態になっています。
海外に目を向けるとアジア諸国では成長性を見せており、香港のワトソンズ(約200億ドル)が注目されています。
世界一位のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(米・英・瑞の大手ドラッグ3社の統合会社、年商約1000億ドル)には及ばないものの、全世界に15000店舗以上展開しています。主な特徴として、PBが全製品の2割を占めており低価格・高品質のものを展開しています。
日本企業は業界トップのツルハでも20社ほどしかアジアに進出できていません。
海外展開はあまり業界的に行えていない理由としては以下のことが挙げられます。
①「リフィル処方箋制度」の有無です。リフィル処方箋制度とは多くの場合、病状が安定した患者において医師が期限を決めて処方箋を書き、期限内であれば薬剤師のモニタリングの元に、その都度繰り返し調剤が行われる制度です。
薬剤師は自身の判断で継続して調剤を行うのか再受診を必要とするのかの判断をする必要があるので、より責任の大きい業務と言えるでしょう。
②医療費の違い
日本では医療費がとても安く、それに比べて欧米は医療費が高いです(アメリカでは自己破産の原因トップ3内に医療費が含まれます)欧米では医療費が高いため、軽い病状では安易に病院に行くことはせず、その際に薬局の薬剤師に相談をして病状に合った薬を提案してもらう機会がとても多く、日頃より気軽に相談できる(信頼できる)職業というイメージを持たれています。
ITとの関係性
2013年に薬事法が改正されて、医薬品販売規制の見直しが行われて、一般用医薬品はすべてネットで販売が可能になりました。
※医療用医薬品は現在も対面販売のみになります。
それに伴い、ドラックストア業界のITによる効率化以外に異業種からの参戦も多くありより競争化が激しくなっております。
今後もITの発展に伴って新たな販売方式が出る可能性が高いです。
今回は以上になります。