業界調べ(外食業界)
こんにちは
エージェント@デイリーライフです。
本日は外食業界に関してお話しできたらと思います。
業界規模
経団連 https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2019/0530_10.html
約29兆円あり、平成9年をピークに下がっており直近5年間はほぼ横ばいになっています。一世帯当たりの一般外食消費額は年間約16万円になっており、こちらも減少しております。その一方で調理食品消費額は約11万円になって増加しています。
業界の問題点
やはり一番の問題点は離職率の高さです。
断トツで業界別にみても高い水準を持っており、企業としても改善が見込まれます。
大学卒業してから3年間の間を見てみても、50%が離職する実態になっています。
大きな理由となってしまうのは現場における経営陣の意識の低さが目立ちます。
飲食業の仕事=単純作業でスキルが必要にならないので、経営陣にとってみると変わりがきく仕事になってしまい、そこで働いている人の満足度を上げる努力を怠ってしまいます。結果としてコミュニケーション不足により、現場の問題解決にならずやめてしまう結果になります。
また、過激な労働環境も問題視されています。
先ほども述べた通り、飲食業界は非常に人手不足になっています。
企業の80%が不足に感じており、そのため一人当たりの業務量が増えることによって残業につながってしまい、見込み残業や賃金未払いの問題で退職になってしまうケースが大半を占めています。
代表企業
ゼンショーホールディングス⇒約5800億円。日本トップ。
主な代表企業はすき家、なか卯、ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタなど
海外展開も積極的に展開しており、東南アジアを中心にブラジルやメキシコにも進出している。介護施設も運営している。
すかいらーくグループ⇒約3800億円。日本2位。
調達から製造・直販まで一貫したサプライチェーンを行っているので常に高品質でリーズナブルな価格で提供できることが強みである。
IT活用
ダイヤモンドオンライン https://diamond.jp/articles/-/88565
飲食業界では、紙での予約管理・決済手段の少なさ・集客の単純化が目立っていました。IT技術が普及していく中でミスの低減・作業の効率化やそれに伴う人件費の削減などにつながっていきました。
主な例でいうと、、
決済手段の多様化⇒クレジットカード・プリペイド・QRコード決済があり、最近だとAirレジといったタブレットの中で管理できるツールも誕生しています。
例:キャッシュレス決済比率18%(2020年度)
集客方法の変化⇒駅で見かけるフリーペーパーや雑誌の特集などが昔のメインでしたが、現在我々が大切にしている価値観は口コミなどインターネットやアプリでの情報収集が基本になっていると思います。
ポイントカード・インスタグラムでの付随特典や来客動機の紐づけ
近年だと調理から後片付けまで一貫してやってくれるロボットが出現するなど今後は人の手を介在することなくITの力によって人の問題を解決する日も近いのではないかと思います。
今回は以上になります。