業界調べ(電線業界)
こんにちは
エージェント@デイリーライフです。
本日は電線業界に関してお話しできたらと思います。
業界規模
約5兆5000億円になります。
年々増加傾向にあり、5Gや電気自動車の普及に伴い今後も伸びていく傾向にあります。
電線とは
導体(銅・アルミ・ガラスファイバー)を樹脂によって被覆されているものを指します
電線にも大きく2種類に分別することができます。
電力用電線→電気エネルギーを運ぶことを目的としています。
例えば発電所で作られた電気を変電所まで運んだり、その電気を各家庭に電柱を通って運ぶものに該当します。
通信用電線→主に電気信号を伝えるモノと光信号を伝えるモノに分類されます。
衛星放送や携帯電話、自動車の通信んい該当するモノになります。
引用元:コトバンク https://kotobank.jp/word/%E9%9B%BB%E7%B7%9A-102503
製造工程としては、銅線を流しているラインに押し出し機と呼ばれる樹脂を練りだす機械で銅線を包んで、水槽で冷やして巻き取る製造方式を取っております。
代表企業
電線は日本が強く、世界でもトップシェアです。
ブリズミアン(伊)→世界トップの会社。最近業界5位だったアメリカのゼネラルケーブルを買収した。世界50か国に展開。
ルネサンス(仏)→世界2位の会社。世界34か国に展開。イギリスの海底ケーブルの大型案件を最近受注した。
住友電気工業→約3兆円。自動車用ワイヤーハーネスに強い。
古河電気工業→約9000億円。インフラ系の電線に強い。
業界全体として再生可能エネルギー向けの電線や光ファイバーから今後成長できる産業になる可能性が高い。
しかし、原料である銅の生産がこの先不透明で最大生産国の中国の動向がより注目されている。国内会社はリサイクル事業に力を入れているところも多くあります。
本日は以上になります!