業界調べ(総合商社業界)
こんばんは
エージェント@デイリーライフです!
最近ではコロナウイルスの影響で、旅行業界や小売り業界などが大幅な損害を
受けております。
私が働いている人材業界でもその波は影響しており、説明会の中止が相次いでいます。
こういった突発的な現象のほかにも様々な原因で業界は常に変化しております。
本日は総合商社業界です。
業界規模
日本は商社や卸といった中抜きの業界の市場が非常に大きいです。
商社マンのイメージといえば、かっこいい・英語ができる・スマートといった印象で、私も実際にその影響で入社しました。(笑)
上記の画像からわかる通り、日本企業が上位を占めております。
引用元:ビジネス+IT
というのも、商社は日本特有の業界で、実際に始まった要因もメーカーの海外進出から始まり、資源調達や事業投資などが成長要因になります。
【総合商社業界→約56兆円。】
引用元:業界動向 https://gyokai-search.com/
今年度の売上高でいうと、
三菱商事→約16兆円。
伊藤忠商事→約11兆円。
三井物産→約7兆円。
住友商事→約5兆3000億円。
丸紅→約7兆4000億円。
になっており、伊藤忠商事がすごく存在感を示しております。
ビジネスモデル
★商品を自社で持たないため、市場の変化に柔軟に対応できる。
→オイルショックや商社不要論などの変化にもいとわずずっと伸ばし続けて日本の
経済を支えることができているのは、お客様のニーズを取り続けてることができるからだと思います。
私が前社の中ですごく印象的だったのは、工場の現場で困っている課題に対して、その時自社でそれを解決できる製品がなかった場合、それを助けることができる企業を世界中から探して解決したことでした。
商社は人とはまさにこういうことなのだと感じ、この愚直に取り組めることがすごく強みなんだと実感しました。
引用元:三菱商事 https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/ir/individual/business/
上記の画像の通り、商社はトレーディングを中心に財務・在庫管理をすることで
発展してきました。
その管理をすることで仲介手数料を取得して利益を上げてきました。
メーカーであれば海外進出する際に、その国の競合はどんなところか、ビジネスのルールはどんな方法があるのかそういった分野はすごく難しいところですよね。
総合商社はその国の市場調査から製品の物流管理などありとあらゆることを行い、需要をしっかりとキャッチしてビジネスを成功に導いていくことで収益を上げています。
しかし、現在は海外に進出することはそこまで難しいことではありません。
そして、それぞれ鉱山の投資などを残して、トレーディング分野では部署を切り離して分社化して運用しています。
三井物産→三井物産スチール 住友商事→住友商事グローバルメタルズ
そこで各社は方向転換して、事業投資にメインを絞っております。
三菱商事→ローソン、レンタルのニッケン、ノルウェーのサーモン事業
三井物産→アジアの病院経営事業、TV通販
双日→航空事業
豊田通商→アフリカビジネス
今後はよりIT分野に投資することが予想されており、それに伴い人材の多角化や
ビジネスモデルの転換が行われるのではないでしょうか。
本日は以上です。